仕事をしながら、趣味&家族との時間を満喫! 今、注目される『郊外ライフ』の魅力

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1、これから郊外に住む人が増えるってホント?

2020年、働き方改革や新型コロナウィルスの影響で、住宅購入に対する意識が大きく変わってきています。タワーマンションなど都心物件の人気に陰りが見え始め、今後「郊外暮らし」を志向する人が増えると言われています。その理由とは?

今後、「郊外暮らし」が人気になると言われる背景を探ってみましょう。

 

(ポイント1)すでに子育て世帯は都心から郊外に移住している

総務省の統計データ(2019年 住民基本台帳人口移動報告)によると、子育て世帯はすでに郊外に転出しています。0~14歳の人口移動データから転入の多いエリアを見てみましょう。

■0歳~14歳の転入超過数が多いエリア (人)

※転入超過数=転入数-転出数。マイナスは転入より転出が多いことを示す

0~14歳の子どもの転入が多いエリアトップ10には千葉県や東京都下が上位にランクインしており、東京23区はひとつもありません。逆に転出が多いエリアには23区が6つランクインしており、子育て世帯の都心離れが見て取れます。

 

川口市の物件を見る

 

(ポイント2)テレワークの普及で、都心の通勤メリットが薄れる

もうひとつ郊外暮らしのキーワードとなるのが「テレワーク」。働き方改革や新型コロナウィルスの影響で、在宅勤務や時差通勤が当たり前になりつつあります。今後テレワークが普及し、通勤の頻度が少なくなれば、都心に住むメリットは薄れていくでしょう。一方、サーフィンやトレッキングなど自然が相手の趣味をもつ方にとっては、海や山の近くに暮らしながら仕事ができる、夢のような環境を手に入れられるチャンスが訪れるかも知れません。

2020年2月のリクルート住まいカンパニー調査によると、テレワークをきっかけに自宅の仕事環境を整えたと回答した割合は70%、引越しを実施(検討)した、または引越ししてみたいと回答した割合は53%に上ります。テレワークの普及により、住まい選びが「会社に近くて通勤しやすい」家から、「ちょっと広めで仕事環境が整った」家に変わりつつあるわけです。

 

 

(ポイント3) 景気の先行き・社会的距離に不安感

新型コロナウィルスの流行にともない、世界的な景気の先行きに不安感が増しています。

様々な緊急経済対策が実施されていますが、このまま景気の低迷が長引き、収入の減少などが更に顕在化してくれば、価格の高い都心の物件を希望する人は減り、比較的リーズナブルな郊外エリアが注目されることになるかもしれません。

また「ソーシャルディスタンス=社会的距離」にも変化が見られます。人と人との距離間が近い都会暮らしで、特にマンションやアパート暮らしは隣人との距離も近く、共用部分(エレベータ・階段など)は人が密になりやすい場所として見られています。

家族や友人などの気心の知れたメンバーを中心に、自然の近くでリラックスしながら暮らす・・。そんな生活スタイルが見直されるは必然なのかもしれません。

 

 

 

 2、郊外に家を買うとどんなメリットがあるの?

それでは、日々の生活における「郊外暮らし」のメリットについて見てみましょう。

 

(ポイント1)物件価格が安いのでローンや税金の負担が少ない

郊外エリアで家を買う一番のメリットは何と言っても価格の安さです。そもそも都内23区と郊外では土地の価格が極端に違うため、都心まで1時間ほどのエリアでも、新築一戸建ての価格が半分~1/3くらいということも珍しくありません。

新築一戸建はもちろん、土地を購入して自分の好きなプランで注文住宅を建てたとしても、都心マンションよりはるかに安い金額でマイホームを取得することが可能です。また、物件価格が安いということは、固定資産税等の税金も安くなります。ローン返済や税金の負担が少ないのも、郊外暮らしの大きなメリットです。

 

 

(ポイント2)食料品や日用品などの生活コストが安い

郊外に暮らすもうひとつのメリットは生活コストが安いということです。都心と比べ賃料や人件費などが安く、生産地にも近いため、食料品や日用品などが都心より1~2割くらい安いことが多いようです。子どもの教育費などにお金のかかる世帯には大きなメリットです。

 

(ポイント3)豊かな自然と子育て環境のよさ

金銭的なメリットだけでなく環境のよさも郊外暮らしの大きな魅力です。郊外エリアは駅前などの中心部に商業施設や文化施設がコンパクトにまとまっていて、少し離れれば大きな公園や手つかずの自然がたくさん残っています。

「ほどよく都会で、ほどよく田舎」な郊外エリアは、自然に囲まれてゆったり子育てしたい方にピッタリです。また地域にもよりますが、都心よりも待機児童が少なく保育園などにも入りやすいのも大きなメリットと言えるでしょう。

 

(ポイント4)デメリットは交通機関!?マイカーが必須

一方で、郊外エリアのデメリットは、公共交通機関が都心ほど多くないことです。駅から離れた住宅地に住む方や、ロードサイドのショッピングモールへの買物などは、車がないと少し不便を感じます。また、都内と比べて深夜まで開いている飲食店なども少ないので、外食派の方はちょっと物足りなさを感じるかも知れません。

生活利便性だけを考えると、都内に勝る場所を郊外で見つけることは難しいでしょう。ただし郊外であっても、鉄道ターミナル駅周辺や観光・商業で栄えている都市周辺のエリアならば、公共施設やショッピングセンター、病院なども整っており、始発駅で快速や特急の停車駅でもあったりするので、通常の生活に大きな支障は感じられないはずです。

 

次の章では、実際に都心エリアのマンションと、都心へ通える始発駅のある郊外エリアとで、不動産価格の比較をしてみました。

 

 

 

3、『都心マンションvs郊外一戸建』比較!価格や広さはどのくらい違う?

2020年4月時点の「不動産流通標準情報システム(REINS)」に登録された物件データを元に、都心エリア4区のマンションと、郊外エリア5市の一戸建て・土地をピックアップして、不動産価格と面積(延床面積・土地面積)の平均値を比較してみました。

 

まずは、タワーマンションで人気のある東京都港区・中央区・新宿区・台東区のマンション価格(新築・中古含む)と専有面積の平均値を見てみましょう。区によって価格差には開きがありますが、70㎡前後が平均の広さであることが見て取れます。

【都心マンション】

(※価格・面積とも小数点以下 四捨五入)

 

 

対して、郊外エリアの一戸建(新築・中古含む)の場合を見てみましょう。

ピックアップしたエリアは、東京都青梅市・神奈川県小田原市・埼玉県川越市・千葉県木更津市・茨城県つくば市の5ヶ所です。自然を満喫しながらも始発駅を有するエリアなので、都心への通勤も座ってゆったりと通うことが可能です。

東京都 青梅市 JR青梅線/青梅駅~東京駅 約70分前後(青梅特快利用)
神奈川県 小田原市 小田急小田原線/小田原駅~新宿駅 約85分前後(特急利用)
埼玉県 川越市 東武東上線/川越駅~池袋駅 約35分前後(急行利用)
千葉県 木更津市 JR内房線/木更津駅~東京時 約85分前後(通勤快速利用)
茨城県 つくば市 つくばエクスプレス/つくば駅~秋葉原駅 約45分前後(快速利用)

※上記に記載した所要時間は、平日午前中の各駅間の移動に要する時間を記載しています。

下表を見ていただくと判る通り、郊外エリアの一戸建ては、都心マンションと比べて販売価格は半額~1/3の水準で、延床の広さは1.5倍前後、さらに土地が139㎡(約42坪)~264㎡(約79坪)とかなり広めで、ゆったりとしたお庭も確保できているようです。

【郊外一戸建】

(※価格・面積とも小数点以下 四捨五入)

 

秦野市の物件を見る

 

更に、土地を探して注文住宅を建てる場合を想定し、上記と同じエリアのデータを使い、土地だけの価格と面積についても見てみましょう。

【郊外土地】

(※価格・面積とも小数点以下 四捨五入)

 

 

上表の㎡単価を元に、例えば、庭でバーベキューをしたり、子供と水遊びができるような広めの土地を購入し、そこに注文住宅を建築すると想定します。上記5エリアで200㎡(約60坪)の土地を購入した場合の価格は1,000~2,000万円位、更に2,000万円で注文住宅を建てたとしても、マイホーム購入の総額は3,000~4,000万円で済む計算です。

都心マンションと比較して、かなりリーズナブルな予算で「広い庭付の新築一戸建」を取得することができそうです。また、注文住宅のメリットは、部屋の間取りやデザインを、家族構成や趣味・ライフスタイルに合わせて自由に決める事ができる点にあります。

今後、社会情勢に合わせてテレワーク用の書斎を設けたり、趣味の作業のためのちょっとした小部屋を追加したりするなど、ニーズに合わせた設計が可能となります。

 

 

広々した庭付きの一戸建で、仕事をしながらリゾート気分も満喫できる『郊外ライフ』。コロナ禍以後は、そんなライフスタイルが見直されるきっかけになりそうです。

 

 

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