結婚や出産、お子さんの成長とともに住み替えを考える方も多いのではないでしょうか?
最近では都心部の価格高騰やコロナの影響もあり、都心から郊外に移住するファミリーが増えています。
意外と暮らしやすい郊外の生活環境で、思い思いに暮らしを楽しむ、
今どきの「郊外暮らし」の実例を見てみましょう。
ビルトインガレージで、
愛車との暮らしを楽しむ
アメリカンハウス
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左右に振り分けた二世帯住宅で、
両親との「ほどよい同居」暮らし
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「ずっと家賃を払い続けるなら、早く家を建てて家族みんなで暮らしたい」と考えていたFさん。 「これまでは、家族それぞれが別のエリアに住んでいたのですが、一緒に暮らそうと二世帯住宅を建てることにしたんです」
要望は、親世帯と子世帯それぞれの暮らしやプライバシーを尊重した住まいつくることだった。そこで1階が両親、2階が子どもというよくある二世帯住宅ではなく、建物を左右に振り分けた完全独立型の二世帯住宅を新築。「それぞれが独立した一戸建に住んでいるようで、プライバシーを守りながら、ほどよくつながっている感覚が気に入っています。みんなが楽しく暮らせる住まいができ、とても満足です」と笑顔で語ってくれた。
天窓から自然光がふりそそぐ、
念願だった「アトリエ」を楽しむ暮らし
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「自宅に作業場としてのアトリエがほしかったのです」と語るKさんご夫妻。以前は、賃貸住宅の他に、アトリエも借りていたという。その賃料と住宅ローンを比較しても、それほど変わりがないことに気づき、注文住宅で「自分のアトリエ」を持つことを決意。
念願だったアトリエは1階に設置。2つの天窓から自然光がふりそそぎ、大きな窓から竹林も臨むことができる。明るく自然を感じられるこだわりのアトリエで、日々作業に没頭しているという。
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2階に設置したLDKは、自然の木目を活かしたナチュラルテイスト。バルコニーにつながる大きなサッシで、光をたっぷり取り込むことができる。
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リビングからすぐに出られるバルコニーは、ご夫妻のお気に入りの場所。ここからは視界いっぱいに広がる空と緑を眺めることができる。
「夕陽を眺めながら、お酒を楽しむ時間が何より大好きです」とKさん。
「住み心地はとてもいいですね。風が抜けるし、いつも自然を身近に感じることができる。何より嬉しいのは、作業場としてアトリエを持てたことです」と笑顔で話してくれた。
子育てファミリーは都心から郊外へ?!人口が増えているエリアはどこだ
都心部の価格高騰の影響もあり、郊外に移住する子育てファミリーが増えています。
2023年の人口統計から、年少者(0~14歳)の人口が増えた街、減った街のランキングを見てみましょう。

このように、トップ10には東京都下・湘南エリア・千葉・埼玉の郊外がずらりと並び、
ワースト10は、ほぼ23区で占められています。
なぜ子育てファミリーは都心から郊外に移り住むのでしょうか?
子育てファミリーが都心を離れる大きな理由不動産価格の高騰
都心から郊外への移住が増えている大きな要因が、都心部の不動産価格の高騰です。
2023年の23区の新築マンションの平均価格は1億1,483万円。
2023年に高級物件が相次いで販売されたこともあり、平均価格は、直近5年間で約60%も上昇しています。


仮に1億1,500万円の新築マンションを購入した場合の返済額は月30~40万円。一般的なサラリーマン世帯にはなかなか手の届かない価格です。
こうした都心部の価格高騰が、子育てファミリーの郊外移住に拍車をかけていると考えられます。
郊外移住で暮らしはどう変わる?お金と通勤時間を徹底比較
では実際に23区から郊外に移住した場合、暮らしはどう変わるのでしょうか?
新築一戸建の購入を前提に、人気沿線の価格・返済額・通勤時間などを比較してみました。



- ※平均価格は、REINS(不動産流通標準情報システム) 2024年2月のデータをもとに算出
- ※返済額は、金利0.5%・元利均等35年返済(ボーナス加算なし)で試算。諸費用等は含まず
このように通勤時間が20~40分伸びるだけで土地・建物の広さは1.5~2倍になり、月々のローン返済は7~14万円も安くなります。
また23区は家賃水準も高いため、いま賃貸にお住まいの方が郊外に移住すると、家賃以下の支払いで広い一戸建を購入できることも多くあります。
教育費などにお金がかかる子育て世帯にとって、この差は大きいのではないでしょうか?

ゆったり座って通勤できる!郊外に移住するなら「始発駅」に注目
都心に通勤する方にとって、通勤時間は短いほど嬉しいものです。
しかし、都心に近ければ混雑も激しく、会社に着く前にヘトヘトになってしまうことも…。
そこで、少し時間はかかるけどゆったり座って通勤できる郊外の「始発駅」に注目してみました。


都心からやや離れた郊外エリアでも通勤時間はわずか30~40分。始発駅ならゆったり座って通勤できるのでとても快適です。
また通勤時間帯には、モーニングウェイ号(小田急線ロマンスカー)、TJライナー(東武東上線)、京王ライナー(京王線)など、必ず座れる「座席指定列車」も運行されています。
休日に家族と過ごせるショッピングモールや
レジャー施設も充実
郊外エリアは、休日に家族でお出かけできる大型ショッピングモールやレジャー施設も充実しています。
都心ではなかなか見られない大型の自然公園やフィールドアスレチックなど、
家族で1日中遊べる施設も多く、動物園や博物館など、子どもの知的好奇心を育む施設もいっぱいです。
郊外移住で「支援金」がもらえる自治体も
都心から郊外へ移住する際に、支援金が受けられる自治体もあります。
特に手厚い支援をおこなっている自治体を3つご紹介します。
これらの自治体以外にも、住まいの購入やリフォームなどに
独自の支援をおこなっている自治体が多くあります。
※詳しくは各自治体のHPでご確認ください。
茨城県つくば市
「わくわく茨城生活実現事業」
つくばエクスプレスで、都心まで45分のつくば市では、市内への移住・定住の促進を目的に「わくわく茨城生活実現事業」を実施しています。
主な要件
通算5年以上、東京23区に居住または通勤していた人が、つくば市に移住し、一定の条件で新規就業・起業等をした場合
交付金額
2人以上の世帯:100万円(子ども1人につき30万円を加算)/単身者:60万円
千葉県松戸市
「三世代同居等住宅取得支援」
千葉県松戸市では、親世帯との同居や近居する子育て世帯の住宅取得を支援しています。市外から転入し、二世帯住宅の建築をする方は最大100万円の補助が受けられます。
主な要件
中学生以下の子どもがいる(出産予定含む)世帯が、市内に住む親世帯と同居・近居する場合
交付金額
最大100万円 (近居50万円 同居75万円 市外からの転入は25万円を加算)
埼玉県飯能市
「移住支援金」
埼玉県飯能市では、都市部から飯能市への移住就業等を促進するため、移住支援金を交付しています。
主な要件
通算5年以上、かつ移住直前の1年間、東京23区に居住または通勤していた人が、一定の条件で新規就業・起業等をした場合
交付金額
2人以上の世帯:100万円(18歳未満の帯同は30万円を加算)/単身者:60万円

住宅情報館は郊外エリアを中心に展開する不動産会社です。
各エリアのネットワークを活かし、
地域に精通したスタッフが
お客様の住まい探し・住まいづくりを
お手伝いします。




新型コロナの影響で首都圏の新築物件が減少し、注文住宅のニーズが高まっています。住宅情報館の注文住宅は、耐震性・省エネ性・耐久性にも優れており、子育てファミリーの理想の暮らしを実現します。土地をお持ちでないお客様にも、土地探しから建築・資金計画まで一貫してサポートが可能です。


一戸建・マンション・土地など、物件情報は約15,000件。土地勘がないお客様でも豊富な物件情報の中から比較しご検討いただくことができます。


今後、子どもの教育費など支出が増えていく子育てファミリーにとって、無理のない資金計画はとても重要です。
住宅情報館では、専門スタッフがお客様ひとりひとりに合わせた資金計画を作成しますので、安心して購入いただけます。また各種住宅ローンや、助成金などの優遇制度についてもご紹介させていただきます。