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住宅ローンの金利が上がるって聞いたけどホント?

2025年1月に政策金利が0.25%から0.5%に引き上げられ、2008年以来17年ぶりの水準となりました。いよいよ「金利のある世界」が現実のものとなり、年内にはもう一段の追加利上げを予想する声もあります。

 

チェック1日銀の追加利上げで、変動金利は1%前後まで上昇の可能性

2024年は日銀によるマイナス金利解除や政策金利の引き上げなど金融政策に大きな変化のあった1年でしたが、住宅ローン金利にはそれほど大きな上昇は見られませんでした。しかし、2025年1月に日銀は政策金利を0.25%から0.5%に引き上げ、さらに年末までにあと1~2回の利上げが視野に入っています。
もしそうなれば、これまで0.5%前後で推移していた住宅ローン金利(変動)も1%前後まで上昇する可能性があります。
マイホームの購入を検討されている方は、今後、金利が本格的な上昇に向かうことを踏まえ、早く動き出すことをおすすめします。

要チェック

政策金利が上がると変動金利も上昇するの?
日銀による政策金利の引き上げは短期金利の上昇をもたらし、住宅ローン(変動)の金利の上昇につながります。しかし、先にも述べたように2024年は政策金利の引き上げがあったにもかかわらず、住宅ローン金利はほとんど上昇しませんでした。 これは、金利の引き上げ幅が小さかったことに加え、銀行間の「金利競争」が働き、言わば銀行がガマンを重ねながら低金利のローンを提供していたわけです。しかし、2025年1月に追加利上げがおこなわれたことで、さすがの銀行もガマンの限界を超え、変動金利も上昇に向かうことが予想されます。

もし金利が上がると、実際の返済額にはどのくらいの差が出るの?

 

チェック2金利1%の差が、トータル700万円以上の差に!

住宅ローンの金利が上がると返済額にはどのくらいの差が生まれるのでしょうか。月々の返済額と総返済額の両面からシミュレーションしてみました。例えば、4,000万円の新築物件を購入し、500万円の頭金を入れ、残りの3,500万円のローンを組んだケースを見てみましょう。

(例)フラット35 / 借入金(例)借入金額3,000万円 元利均等35年返済(ボーナス加算なし)

要チェック

上記のように金利が1%上がると、月々の返済額で1万7,000円、総返済額で720万円もの差になることが分かります。長期間返済を続けていく住宅ローンは、わずかな金利差であっても、返済額に大きな差が出るのです。

 

チェック3本格的な金利上昇が始まる前に!マイホーム購入は早めに進めよう

2025年1月、日銀は政策金利を17年ぶりの水準となる0.5%まで引き上げ、今後も物価や賃金の継続的な上昇が見られれば、追加利上げをおこなうことを表明しています。
今後、金利がいつどこまで上昇するかを正確に知ることはできませんが、予想するヒントはあります。
仮に物価上昇率が2%前後で推移するとすれば、政策金利のターゲットは1%前後と推測されます。仮に上げ幅が0.25%ずつなら、少なくともあと1回は利上げ余地が残されていることになります。
また、利上げ後は影響を精査するため3ヶ月くらい据え置きが続くとすると、 早ければ春闘後の春~夏、据え置き期間が長引けば秋~冬くらいのタイミングと思われます。

今年マイホーム購入を検討される方は、この2つのヤマを意識しつつ、本格的な金利上昇が始まる前に購入できるよう早めに検討をスタートしましょう。

 

住宅ローンについて詳しく知りたい方はぜひ住宅情報館にご相談を!

実際に住宅ローンを組む場合には、金融機関に融資を申し込むことになりますが、取り扱うローン商品や金利、融資条件等は金融機関によって異なります。購入者自身が、直接銀行に出向いて相談することも可能ですが、やや専門的な知識が必要ですし、いくつもの金融機関を回るには手間と時間がかかります。
そこで、まずはお近くの住宅情報館にお気軽にご相談ください。住宅情報館の担当は、日々の取引の中で様々なタイプの購入者と接していますし、地域の銀行のローン担当とも面識があり、各行の特徴、審査基準などをよく知っています。つまり、購入者のニーズに応じて、適切な金融機関を紹介してもらえる確率が高いわけです。
相談は無料で随時受け付けています、まずはお電話、メールでお気軽にご相談ください。

住宅ローンについて詳しく知りたい方はぜひ住宅情報館にご相談を!

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