国産檜づくり

Hinoki Quality

単にデザイン性に富み、美しい邸宅である前に、しっかりと住む人を守れること。
それは当社が創業以来、最も注力し続ける家づくりの使命です。
木は強く、美しく、快適な日本古来の建築材。
中でも檜は大地のエネルギーをたっぷりと内部に蓄え、
堅牢な家づくりに欠くことの出来ない木材です。
木材にこだわり、木材の性能を最大限生かした家づくりを実現しています。

THOUGHT

住宅情報館の想い

何世代にも渡り安心して住まえる住宅を提供したい

檜はその理想を叶えてくれる

出隅柱、土台に檜材を使用して、
耐久性の高い家づくりを目指してきました。

檜は杉等の木材と比べても、高コストである他、木の成長に時間がかかり、加工にも手間がかかります。ただし、その分他の木材よりも耐久性が高く、檜そのものから発している香りによるリラックス効果等、檜にしかないメリットが住宅情報館が目指す家づくりに最適だと判断しました。

何世代にも渡り安心して住まえる
住宅を提供したい。
檜はその理想を叶えてくれる。

住宅情報館が、高コストであるヒノキを使用している理由としては、
”何世代にも渡り安心して住まえる住宅を提供する。”という想いがあるからです。家と一緒に家族が成長していく、家で過ごした思い出がまた次の世代へと繋がっていく。そんな素敵な物語を提供するためには、耐久性の高い檜材が必要不可欠でした。

QUALITY

品質の証明

日本の風土に適した性質

丈夫で長持ちする家を造る為に
檜は欠かせない建材なのです

檜は古来より最高レベルの建材として
選ばれ続けてきました。

日本では、檜は古くから法隆寺や伊勢神宮をはじめとした神社仏閣などで、神聖な木として使われてきました。
現在でも、伊勢神宮では遷宮(伊勢神宮の20年に1度の建て替え)のための建材として使われています。また「檜舞台」と言われるように、能など特別な演舞をする舞台の床材にも古くから活用されてきました。

奈良の歴史的建造物の多くは
檜が使われています。

檜は伐採してから200年間は強くなり、その後1000年かけて徐々に弱くなると言われています。実際に檜で建てた法隆寺や薬師寺と塔は1300年経った今も維持されています。また、全国各地の寺院の改築を行っている宮大工の方は「1300年経っても檜を削ればよい香りがして使うこともできる」と仰るほど檜の寿命は長く、建物に適しているということがわかります。

現在でも檜は最高品質の建材として
使用され続けています。

住宅情報館で使用している檜柱の含水率基準は、構造用製材として最高の15%以下に定めています。通常20%以下という基準で定められていますが、この5%の違いは、更に檜材の強度が高いものとなり、収縮や変形がほとんど無くなります。住宅情報館では、この水準の檜材を安定供給する仕組みを開発することで、素材による住宅への悪影響を限りなく少なくすることが可能となりました。

PERFORMANCE

檜の性能

しなやかな性質で、耐震性能が高い。

檜のこだわる理由として、何より「美しく、強い木材」という建築材料として不可欠な性能を持っているからです。檜ならではの力強く美しい材質は、細胞が密でキメ細かいため重くて硬く粘りがあり、木材が白いのが特徴です。

森林浴リラクゼーション効果

檜の木の香りにはストレスを解消し、気分をやわらげる働きがあります。マウスを使った実験では適度な濃度の香りのもとでは運動量が増加し、睡眠中のラットの脳波を測定すると心地よく寝ているときに現れる脳波の出現量が増加することが分かりました。また、檜の木の香りは安静時に多く見られるα波が増加し、木質内装の教室では気分が落ち着き学習効果が上がる事も実証されています。

木目や色味の美しさ。

檜は経年劣化と共に飴色のような色味に変化して、光沢が出てきます。いわゆる合板やシート加工では再現ができないようなナチュラルで美しいコントラストへと進化して行く様子が楽しめます。

害虫やカビを防ぎ、健康を維持。

檜の木の香りにはダニやカビ・細菌類を抑制する働きがあり、室内環境を清浄に保つことができます。檜材は防カビ・防菌・防ダニ・防蟻等の効果が高く、 他の木材と比べて建築木材として高い性能を有していると言えます。

COMPARISON

檜の性能比較

檜と杉の違いを比較

檜の美しさは白い肌とほんのりとした桜色の木目で、表面を上手に仕上げると特有の光沢を出すことが出来るのも檜が和室に使われる理由の一つです。

  • 白くツヤがあり、美しくなめらかな木肌。
  • 鉄のように固くなるという程強度が高い。
  • 檜特有の香りでリラクゼーション効果。

  • 木目がはっきり、木の模様が楽しめる。
  • ツヤは少なく経年劣化で木目が浮き出る。
  • 軽くやわらかい性質で加工がしやすい。

檜と杉の強度比較

檜も杉も建材で良く使用され、特徴も似ている木材です。杉も建材としては十分な強度がありますが、檜はさらに優れている傾向があります。

  • 檜と杉の強度試験

    檜、杉を各3本を100㎏づつ荷重をかけ計10回ヤング係数を計測。

    檜1 檜2 檜3
    杉1 杉2 杉3
    ヤング係数の計測結果によれば、杉に比べ檜の方が強度が高い結果に
  • 建築基準法施行令第 89 条第 1 項に基づく基準強度

    建築基準法施行令第89条第1項の規定に基づき、木材の基準強度が定められています。
    基準強度には「圧縮」「引張」「曲げ」「せん断」で表わされ、数値が大きくなるほど強度が強くなります。
    同じ構造柱で使用されることの在る杉と比較すると全項目において杉に比べて強度が強いことが分かります。

    図表:目視等級区分の材料強度比較

木造住宅の強みを詳しく見る

JUJO-HINOKI

独自開発のJUJO檜

住宅用無背割れ檜柱の安定供給システム
「JUJO檜」は
2017年度グッドデザイン賞を受賞

高品質で安心安全な、
無背割れ檜柱を安定的に
届ける仕組みを開発。

住宅情報館は、木造住宅で一般的に使用されてきた柱材の品質向上に着目し、森林組合や製材所と連携して現在の環境とニーズに合った無背割れ檜材「JUJO檜」の開発に挑みました。そして、独自の仕入れルートを開拓し、そこにトレーサビリティーを確保することで、お客様に高品質で安心安全な無背割れ檜柱「JUJO檜」を安定的にお届けするシステムを実現しました。

高気密住宅に対応した含水率

日本における平衡含水率※は15%ほどで、昨今の高気密化された住宅においては、エアコン等の使用により室内の平衡含水率は10%以下になることもあります。このような条件下では一般的な木造住宅の柱に使用されることの多い「背割れ有り、含水率20%以下」の木材は、環境や状況により容易に乾燥収縮を起こし、反りや割れなど変形が生じることが多々ありました。そこで、この問題を解決すべく、製材所と連携して変形を抑えることができる含水率15%以下の高品質無背割れ檜材「JUJO檜」を開発しました。

※含水率(木材中の水分量)

住宅情報館が定める檜基準

  • 1

    檜柱規格 含水率基準は、構造用製材として最高の15%以下に定める。

  • 2

    含水率、強度等級、貫通割れなどJAS基準を上回った材木を使用する。

  • 3

    出荷までに3回に分けて、構造用製材と下地材に対して放射線測定を行う。

  • 4

    放射能基準は林野庁基準の10倍の0.1マイクロシーベルト以下に定める。

高気密住宅に対応した含水率

日本における平衡含水率※は15%ほどで、昨今の高気密化された住宅においては、エアコン等の使用により室内の平衡含水率は10%以下になることもあります。このような条件下では一般的な木造住宅の柱に使用されることの多い「背割れ有り、含水率20%以下」の木材は、環境や状況により容易に乾燥収縮を起こし、反りや割れなど変形が生じることが多々ありました。そこで、この問題を解決すべく、製材所と連携して変形を抑えることができる含水率15%以下の高品質無背割れ檜材「JUJO檜」を開発しました。

比較表:JUJO檜と一般的な注材の含水率比較

※含水率(木材中の水分量)

※平衡含水率(空気中に一定の環境の中で長期間放置したとき、最終的に安定する含水率の数値)

仕上げ材への影響を抑える無背割れ材

木造住宅で使用される乾燥無垢柱は、切込みがある背割れ有り柱が一般的です。しかし乾燥収縮により切込みが開くことで柱自体が変形して壁の仕上げや建具の開閉に不具合が発生することがありました。含水率15%以下の高品質無背割れ檜材「JUJO檜」の柱は、建築後も大きな変形を起こすことなく仕上げ材への影響を抑えます。

比較:含水率の違いによる収縮の比較

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