2017年度グッドデザイン賞」受賞

住宅用無背割れ檜柱の安定供給システム
「JUJO檜」が、
「2017年度グッドデザイン賞」を
受賞しました。

グッドデザイン賞とは

グッドデザイン賞は、1957年創設のグッドデザイン商品選定制度を発端とする、日本唯一の総合的なデザイン評価・推奨の運動です。 今日では国内外の多くの企業や団体などが参加する世界的なデザイン賞で、グッドデザイン賞受賞のシンボルである「Gマーク」は、すぐれたデザインを示すシンボルとして広く親しまれています。

JUJO檜の安定供給システムを開発

住宅情報館は、木造住宅で一般的に使用されてきた柱材の品質向上に着目し、 森林組合や製材所と連携して現在の環境とニーズに合った無背割れ檜材「JUJO檜」の開発に挑みました。 そして、独自の仕入れルートを開拓し、そこにトレーサビリティーを確保することで、 お客様に高品質で安心安全な無背割れ檜柱 「JUJO檜」を安定的にお届けするシステムを実現しました。

JUJO檜の特長

高気密住宅に対応した含水率

日本における平衡含水率※は15%ほどで、昨今の高気密化された住宅においては、エアコン等の使用により室内の平衡含水率は10%以下になることもあります。このような条件下では一般的な木造住宅の柱に使用されることの多い「背割れ有り、含水率20%以下」の木材は、環境や状況により容易に乾燥収縮を起こし、反りや割れなど変形が生じることが多々ありました。そこで、この問題を解決すべく、製材所と連携して変形を抑えられることができる含水率15%以下の高品質無背割れ檜材「JUJO檜」を開発しました。

グラフ:高気密住宅に対応した含水率
  • ※含水率(木材中の水分量)
  • ※平衡含水率(空気中に一定の環境の中で長期間放置したとき、最終的に安定する含水率の数値)

仕上げ材への影響を抑える無背割れ材

木造住宅で使用される乾燥無垢柱は、切込みがある背割れ有り柱が一般的です。しかし乾燥収縮により切込みが開くことで柱自体が変形して壁の仕上げや建具の開閉に不-具合が発生することがありました。含水率15%以下の高品質無背割れ檜材「JUJO檜」の柱は、建築後も大きな変形を起こすことなく仕上げ材への影響を抑えます。

比較図:柱材の乾燥による収縮の比較

安定した供給システムを構築

「JUJO檜」は産地の製材所と直接連携を組むことで独自の仕入れルートを開拓しています。年間の需要予測と需要情報を適時提供しストック管理を促すことでストック不足や過剰ストックを回避させ、仕入れ量の確保と仕入れ価格の安定を図り安定的に檜材を供給するシステムを構築しています。

住宅情報館の流通経路 仕入れルートを直線結び安定供給を実現

産地と品質の
トレーサビリティシステムを確立

産地から流通経路を単純化したことによりトレーサビリティの確保が容易になりました。原木の仕入れ先を指定して産地を追跡する「産地トレーサビリティ」に加え、檜材の生産情報(製材乾燥・加工の生産工程)を追跡する「品質トレーサビリティ」を確立したことで、建築現場にある柱のシリアルナンバーからさかのぼって、工事中や入居後に起きた不具合の原因の追及に役立てることができて安心です。

産地と品質のトレーサビリティシステムを確立

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