
パブリック空間とプライベート空間にこだわり、スタイリッシュなライフスタイルを。
新しい住空間を創出したデザイン性+開放感が共存する邸宅。
家そのもので暮らすことをとことん楽しみたい。そのためには、ちょっとした遊び心が必要である。この住まいは、実に個性的でユニークだ。
この建物の一番の特徴は、建物東側と南側の2方向に設置した開閉式の「スライドスクリーンルーバー」。閉じれば、プライバシーを確保しながら通風・採光を取ることができ、開放すれば景色を見ながら寛ぐことができる。
プライベート空間として気兼ねなく楽しめることや、パブリック空間としての開放感など、用途に応じて多目的に利用できるのが大きな魅力である。
玄関ホールに足を踏み入れれば、螺旋階段を配したラウンド型の吹き抜けを設けた開放的な空間が視界いっぱいに広がる。曲線を活かし、ホテルのロビーを思わせる印象的なデザインとなっている。
扉や間仕切りがなく、そのまま曲線を活かしたLDKにつなげることで、パブリック空間としての役割を持たせている。
LDKはスペースの広さを確保するために、キッチンはあえて壁付けに。IH付きのアイランドカウンターの前にダイニングテーブルを配置することで、料理をしながらダイニングにいる家族やゲストとコミュニケーションを楽しむことができる。
白を基調とした明るいキッチンは、LDKスペースの広さを確保するために、あえて壁付けに。
IH付きのアイランドカウンターの前にダイニングテーブルを配置することで、料理をしながらダイニングにいる家族やゲストとコミュニケーションを楽しむことができる仕様となっている。
新しい住空間を創出したデザイン性と開放感が共存する邸宅は、2015年度「グッドデザイン賞(対象:スライドスクリーンルーバー)主催:公益財団法人日本デザイン振興会」、2016年度「第10回キッズデザイン賞 主催:特定非営利活動法人 キッズデザイン協議会」をそれぞれ受賞している。
S様、有難うございました。