東京駅まで25分!千葉県No.1ベッドタウン。船橋市の魅力と不動産市況

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船橋市は千葉県北西部に位置する中核市で、千葉県では千葉市に次ぎ2番目に人口の多い市です。JR総武線快速で東京駅まで約30分。市内にはららぽーとTOKYO-BAY、IKEAなどの大型商業施設もあり、都心で働く人たちのベッドタウンとして発展し続けています。

目次

1.船橋市の人口は3%増、世帯数は12%増

そんな船橋市の人口は、約65万人、世帯数は約33万世帯。最近10年間で、人口は約3%、世帯数は約12%増加しています。年間の転入出者数は年約30,000人前後で転入数が約2,000人上回っています。

1-1.人口・世帯数(2026/1/1 現在)

人口 652,241人
世帯数 328,538世帯

1-2.人口・世帯数の推移

2017年 2018年 2019年 2020年 2021年 2022年 2023年 2024年 2025年 2026年
人口 630,937 635,517 639,598 642,938 644,966 645,718 647,037 648,331 649,393 652,241
世帯数 292,269 297,274 301,667 305,583 309,524 312,455 315,830 319,585 323,527 328,538

※各年1月末日 現在(船橋市ホームページ)

1-3.転入・転出(2024年中)

転入者数 30,706人
転出者数 28,743人

※出典:2024年人口移動報告(総務省)

2.千葉県船橋市の不動産情報

2-1.土地の価格は㎡あたり約27~30万円。緩やかな上昇傾向が続く

土地の価格(地価)については、毎年1月1日を基準とした「公示地価」と7月1日を基準とした「基準地価」が発表されています。船橋市における公示地価と基準地価の平均は以下の通りです。直近の平均地価としては、㎡あたり約27~30万円で、最近10年間は緩やかな上昇傾向が続いていましたが、2022年ごろから上昇が加速し、10年間の上昇率は50%に達しています。(公示地価ベース)

■公示地価、基準地価とは?
公示地価とは、地価公示法に基づき、国(国土交通省)が、毎年1 月1 日時点の土地価格を判定して、1 ㎡あたりの単価として公表するものです。基準地価とは、国土利用計画法に基づき、都道府県が毎年7 月1 日時点の土地価格を判定して、1 ㎡あたりの単価として公表するものです。
同年の価格を比較した場合、公示地価よりも基準地価の方が半年遅れで公表されるため、より直近の取引価格を反映していると見ることができます。なお公示地価、基準地価はともに一般の土地の取引価格の指標等として使われていますが、あくまで指標であり、実際の取引価格とは異なりますのでご注意ください。

船橋市全体の地価平均(㎡あたり)

公示地価(2025年) 270,559円
基準地価(2025年) 297,279円

公示・基準地価の推移(平均/㎡)

2016年 2017年 2018年 2019年 2020年 2021年 2022年 2023年 2024年 2025年
公示地価 180,438円 182,236円 186,695円 194,781円 205,208円 206,350円 211,609円 225,136円 246,882円 270,559円
基準地価 188,172円 192,023円 196,814円 206,189円 211,131円 213,746円 221,495円 242,185円 268,540円 297,279円

マップでご覧いただけるように、船橋市にはJR総武線・武蔵野線・京葉線、京成線・新京成線、東武野田線、東葉高速鉄道など非常に多くの路線が乗り入れています。中でも人気が高いのはJR総武線と東葉高速鉄道の沿線で、30万円/㎡前後、京成・新京成線、東武野田線沿線は15~25万円/㎡くらいが相場です。また駅から離れたエリアでは10万円/㎡を切るエリアも存在します。

2-2.新設住宅着工戸数は約5,100戸。賃貸住宅が4割以上を占める

国土交通省が発表している新設住宅着工戸数について見てみましょう。船橋市で2024年中に新築された建物は5,141戸でした。内訳としては、持ち家(注文住宅)が18%、貸家(賃貸住宅)が46%、分譲住宅が36%と、賃貸住宅が全体の4割以上を占めています。分譲住宅の内訳は、一戸建が968戸(53%)、マンションが867戸(47%)と、バランスよく供給されています。一戸建は年1,000戸程度、マンションも年によって差はありますが、800~1,000戸程度安定して供給されており、新築・中古、マンション・一戸建と選択肢の非常に多いエリアだと言えます。

■船橋市の新設住宅着工戸数(2024年)

持ち家 943戸
貸家 2,531戸
給与住宅 12戸
分譲住宅 1,835戸
5,141戸

2-3.船橋市の住宅着工数は10年間でプラス6%。

船橋市の住宅着工数は最近10年間でプラス6%となっています。内訳としては、注文住宅がマイナス7%、分譲住宅がマイナス2%、賃貸住宅がプラス24%と、賃貸住宅が大きく伸びています。注文住宅と分譲住宅はほぼ横ばいですが、多くの自治体で着工戸数が減少する中で、横ばいを維持していることからも船橋市の人気の高さがうかがえます。

船橋市の新設着工戸数

2015年 2016年 2017年 2018年 2019年 2020年 2021年 2022年 2023年 2024年
持ち家 1,017戸 1,081戸 1,076戸 1,091戸 983戸 1,111戸 1,252戸 1,133戸 977戸 943戸
貸家 1,902戸 2,103戸 2,582戸 2,345戸 2,338戸 1,628戸 1,727戸 1,930戸 2,203戸 2,351戸
給与住宅 39戸 5戸 0戸 21戸 3戸 1戸 21戸 20戸 24戸 12戸
分譲住宅 1,881戸 1,902戸 1,845戸 2,586戸 2,071戸 1,748戸 1,879戸 2,711戸 2,147戸 1,835戸
総計 4,839戸 5,091戸 5,503戸 6,043戸 5,395戸 4,488戸 4,879戸 5,794戸 5,351戸 5,141戸

※出典:国土交通省 住宅着工統計

2-4.千葉県船橋市の不動産価格。マンションと一戸建の価格差が大きい

船橋市で販売されている新築マンションは、5,000~6,000万円台が中心で、㎡単価は80~90万円台が相場のようです。

中古マンションは、築15年以内で平均5,535万円(82.5万円/㎡)、築15~25年で平均4,036万円(49.3万円/㎡)、築25年超で平均2,707万円(38.6万円/㎡)前後となっています。

一戸建については、新築が4,245万円、中古は築15年以内で平均3,705万円、築25年以内で3,503万円、築25年超は2,317万円となっています。マンション・一戸建ともに価格上昇が続いており、エリアによっても差がありますので、地域に詳しい不動産会社に個別に確認してみることをおすすめします。

最後に土地の相場については、最寄駅から徒歩10分以内で平均21.6万円/㎡、徒歩20分以内なら20.0万円/㎡、徒歩20分超で18.6万円/㎡となっています。

(1)中古マンション

販売価格(万円) 専有面積(㎡) ㎡単価(万円)
最大 最小 平均 最大 最小 平均 平均
築15年以内 5,680万円 5,390万円 5,535万円 70㎡ 64㎡ 67㎡ 82.5万円
築15~25年 5,298万円 2,580万円 4,036万円 87㎡ 69㎡ 81㎡ 49.3万円
築25年 超 5,780万円 1,380万円 2,707万円 102㎡ 55㎡ 71㎡ 38.6万円

(2)一戸建

販売価格(万円) 土地面積(㎡) 建物面積(㎡)
最大 最小 平均 最大 最小 平均 最大 最小 平均
新築 7,048万円 2,580万円 4,245万円 241㎡ 48㎡ 117㎡ 125㎡ 70㎡ 100㎡
築15年以内 5,200万円 2,090万円 3,705万円 121㎡ 68㎡ 103㎡ 142㎡ 71㎡ 102㎡
築15~25年 4,580万円 2,098万円 3,503万円 184㎡ 86㎡ 129㎡ 101㎡ 89㎡ 95㎡
築25年 超 4,180万円 1,080万円 2,317万円 425㎡ 53㎡ 147㎡ 281㎡ 55㎡ 109㎡

(3)土地

販売価格(万円) 土地面積(㎡) ㎡単価(万円)
最大 最小 平均 最大 最小 平均 平均
徒歩10分以内 4,800万円 1,480万円 3,083万円 2,696㎡ 55㎡ 416㎡ 21.6万円
徒歩10分~20分 5,290万円 980万円 2,646万円 330㎡ 75㎡ 148㎡ 20.0万円
徒歩20分超・バス 4,380万円 1,450万円 2,648万円 325㎡ 86㎡ 158㎡ 18.6万円

※REINS(不動産流通標準情報システム) 2023年11月のデータをもとに集計

3.船橋市の待機児童は34人。市内に3つの大学があり、都内への通学も可能で教育環境は良好

船橋市には、55校の公立小学校、26校の公立中学校、11校の公立高校と5校の私立高校があります。中でも県立船橋高校は県内有数の進学校、市立船橋高校はサッカーや野球などのスポーツ名門校として知られています。また大学は市内に日本大学、東邦大学など3つのキャンパスがありますが、都内への通学も十分可能で、教育環境はとてもよいと言えるでしょう。未就学児については、幼稚園・保育園・認定こども園等あわせて200を超える施設があります。

3-1.幼稚園・保育園・学校の数

公立 私立
幼稚園・保育園・認定こども園等 27施設 197施設
小学校 55校 1校
中学校 27校 1校
高等学校 12校 5校
大学・短大 0校 3校

3-2. 待機児童数(2025年4月現在)

待機児童数(国基準) 34人

船橋市の2025年4月現在の待機児童数は、前年の24人から10人増加した34人でした。過去5年間でもっとも多い待機児童数となっていますので、小さな子どもがいる方は市役所等に確認してみるとよいでしょう。

4.千葉県船橋市の住まい探しは、市内を3つのエリアに分けて検討を進めてみよう

不動産情報サイトLIFULL HOME’Sが発表した「首都圏 買って住みたい街ランキング2023(行政区版)」で3位にランキングされた船橋市。前年の5位から順位を上げ、千葉県からは唯一、船橋市だけがトップ10入りしています。また、このランキングはアンケート形式でなく、住宅購入検討者からの問合わせが多かった街のランキングであるため、単なる希望や憧れではなく、現実的な検討対象としての人気の高さがうかがえます。ではなぜそれほど船橋市が評価されるのでしょうか?

まず挙げられるのは交通アクセスの良さでしょう。船橋市には実に9路線、35もの駅があります。JR総武線の船橋駅からは、快速で東京駅まで約25分、品川駅まで約35分、またJR京葉線の南船橋駅からは、東京駅まで約25分でアクセスできます。さらに東葉高速鉄道は東京メトロ東西線直通で、北習志野駅から大手町駅まで約40分。そして東西に走るこの3路線に交差する形でJR武蔵野線、東武アーバンパークライン、新京成線が走っています。また市の北端には印西市、白井市とともに千葉ニュータウンを形成する、北総線の小室駅があります。

出典:船橋市 魅力発信サイト「FUNABASHI Style」

第2の理由としては生活利便性が挙げられます。市内には「ららぽーとTOKYO-BAY」をはじめ「IKEA Tokyo-Bay」、船橋駅直結の「東武百貨店」、「イオンモール船橋」などの大型商業施設やスーパーが点在し、買い物便は申し分ありません。また市の北部には東京ドーム約8個分の広さを誇り、市外からもたくさんの人が訪れる「ふなばしアンデルセン公園」、市の南部には潮干狩りやバーベキューが楽しめる「ふなばし三番瀬海浜公園」など、子どもとのお出かけスポットにも事欠きません。

■ふなばしアンデルセン公園のフィールドアスレチック

出典:ふなばしアンデルセン公園公式サイト

そんな便利な船橋市ですが、不動産価格は比較的リーズナブルで、新築一戸建が3,000万円台から購入可能です。流通している物件も多く、新築・中古、一戸建・マンションと選択肢が多いのも魅力ではないでしょうか。

そんな船橋市での住宅購入は、まずエリア選びからスタートしてみましょう。以下のように市全体を大きく3つに分けて検討してみるとよいと思います。

①中部エリア=JR総武線沿線(JR総武線 西船橋駅~津田沼駅)

船橋市の中部で古くから商業の中心でもあるエリア。東京駅まで快速で約25分。成熟した住宅地が広がっており、2018年に閉店した船橋西武の跡地では大規模な再開発が進行中。

②南部エリア=JR京葉線沿線(JR京葉線 南船橋駅)

ららぽーと、IKEAなど大型ショッピング施設が並ぶ湾岸エリア。東京駅まで快速で約25分。新築マンションも多く供給され、2023年11月には「三井ショッピングパーク ららテラス TOKYO-BAY」がオープン。また、2024年春には、大型多目的アリーナ「(仮称)LaLa arena TOKYO-BAY(ららアリーナ 東京ベイ)」の開業も予定されている、これからの発展が楽しみなエリア。

③北部エリア=東葉高速鉄道、武蔵野線、京成・新京成線、東武野田線、北総線の沿線

大きな公園や農地も残る自然豊かなエリア。都心には40~60分前後。鉄道の利便性はやや落ちるが、のどかな田園風景が残るエリアで、中心駅は新京成線と東葉高速鉄道のクロスターミナルである北習志野駅。

価格相場は①>②>③の順番で下がりますが、沿線・駅などによっても変わってきますので、ざっくりとエリアを決めたら、その地域をよく知る不動産会社などを訪ね、情報収集しながら要望を絞り込み、物件探しに進んでいくとよいでしょう。船橋市は全体としてとても便利で暮らしやすい街ですが、エリアによってかなり雰囲気が変わる街でもあります。ぜひ現地を訪れ、ご自身の目で確かめてみてください。

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