データで見る不動産購入【神奈川県相模原市】

不動産売買_関連 市場/相場_関連 暮らし/法律/その他

 

 

 

1、神奈川県相模原市の人口・世帯数

 

相模原市は神奈川県の北部に位置し、県内では横浜市、川崎市に次ぐ規模の政令指定都市です。市内にはJR、小田急線、京王線の3線が乗り入れており、小田急線相模大野駅から新宿駅までは約40分。都心で働くサラリーマンのベッドタウンであると同時に、箱根や江ノ島などへのアクセスもよく、自然に囲まれてゆったり暮らしたい子育て世代にも人気の街となっています。

そんな相模原市の人口は、約72万人、世帯数は約32万7,000世帯。最近10年間の人口は1%増、世帯数は8%増となっています。年間の転入出者数は、転入が約1,700人上回っています。

 

1-1、人口・世帯数(2020/1/1 現在)

人口 722,796人
世帯数 327,512世帯

 

1-2、人口・世帯数の推移

1-3、転入・転出(2019年中)

転入者数 29,953人
転出者数 28,202人

※出典:相模原市 ホームページ

 

2、神奈川県相模原市の不動産情報

 

 

2-1、土地の価格

土地の価格(地価)については、毎年1月1日を基準とした「公示地価」と7月1日を基準とした「基準地価」が発表されています。相模原市における公示地価と基準地価の平均は以下の通りです。直近の平均地価としては、㎡あたり15~18万円台。公示地価と基準地価に開きがあるのは、公示地価を算出する公示地点に、相模大野駅や橋本駅周辺の地価の高い地点が多く含まれるためです。最近10年間では、2014年から緩やかな上昇傾向が続いており、10年間で約10%の上昇となっています(公示地価ベース)。

 

 

■公示地価、基準地価とは?

公示地価とは、地価公示法に基づき、国(国土交通省)が、毎年1月1日時点の土地価格を判定して、1㎡あたりの単価として公表するものです。基準地価とは、国土利用計画法に基づき、都道府県が毎年7月1日時点の土地価格を判定して、1㎡あたりの単価として公表するものです。

同年の価格を比較した場合、公示地価よりも基準地価の方が半年遅れで公表されるため、より直近の取引価格を反映していると見ることができます。なお公示地価、基準地価はともに一般の土地の取引価格の指標等として使われていますが、あくまで指標であり、実際の取引価格とは異なりますのでご注意ください。

 

相模原市全体の地価平均(㎡あたり)

公示地価(2020年) 182,054円
基準地価(2019年) 158,177円

 

 

マップでご覧いただけるように、JRと小田急線が乗り入れる町田駅、小田急線の急行停車駅である相模大野駅、JR横浜線と京王相模原線が乗り入れる橋本駅周辺の人気が高く、20万円台/㎡半ばくらい。他の駅や少し離れたエリアでは、10万円台/㎡中心の求めやすい価格になっています。

 

2-2、新設住宅着工戸数(2019年)

国土交通省が発表している新設住宅着工戸数について見てみましょう。相模原市で2019年中に新築された建物は4,721戸でした。内訳としては、持ち家(注文住宅)が27%、貸家(賃貸住宅)が35%、分譲住宅が37%と、バランスよく供給されています。分譲住宅の内訳としては、一戸建が1,361戸、マンションが376戸と、一戸建中心に供給されています。

 

持ち家 1,251戸
貸家 1,670戸
給与住宅 61戸
分譲住宅 1,739戸

 

 

2-3、住宅着工戸数の推移

相模原市の住宅着工数は最近9年間でマイナス2%となっています。内訳としては、注文住宅がマイナス22%、分譲住宅がプラス6%、賃貸住宅がプラス25%と、賃貸の伸び率が高くなっています。しかし2017年のピークと比較すると、着工数全体でマイナス17%、賃貸はマイナス33%と減少傾向に転じています。

 

2-4、相模原市の不動産価格相場

相模原市の新築マンションは3,000万円台半ば~後半が中心で、㎡単価は50万円台前半が相場のようです。中古マンションは、築15年以内で平均3,340万円(49.9万円/㎡)、築15~25年で平均2,688万円(37.7万円/㎡)、築25年超で平均1,255万円(24.2万円/㎡)前後が相場です。

一戸建については、新築で3,598万円、中古は築15年以内で平均3,439万円、築25年以内で2,914万円、築25年超は2,216万円となっています。新築と築浅でさほど価格は変わりませんが、新築の方がやや土地が狭くなっています。

最後に土地の相場については、最寄駅から徒歩10分以内で平均19.9万円/㎡、徒歩20分以内なら20.6万円/㎡、徒歩20分超で10.0万円/㎡となっています。10分以内でも20分以内でもさほど価格が変わらないのは、基本的に移動手段が車だからでしょう。しかし、徒歩20分を超えるとほぼ半額になります。これは駅からの距離だけでなく、買い物などの生活環境も影響していると考えられます。

 

 

 

~ 神奈川県相模原市の物件を見る ~

川口市の物件を見る

 

3、相模原市の教育環境

相模原市には、70校の公立小学校、36校の公立中学校、14校の公立高校、4校の私立高校があります。また市内には北里大学、青山学院大学、帝京大学、相模女子大学など大学のキャンパスがあり、大学が多く集まる多摩エリアや都心へのアクセスもよいことから、教育環境としてはとてもよいと言えるでしょう。未就学児については、幼稚園・保育園・認定こども園等あわせて250近い施設があります。

 

3-1、幼稚園・保育園・学校の数

公立 私立
幼稚園・保育園・認定こども園等 27施設 220施設
小学校 70校 3校
中学校 36校 3校
高等学校 14校 4校
大学・短大 0校 6校

 

3-2、待機児童数(2020年4月現在)

 

待機児童数(国基準) 8人

 

相模原市における、2018年の待機児童数は昨年と同数の8人となっています。利用申込者数は13,916人(前年比510人増)、利用児童数は13,391人(前年比484人増)と、共に過去最多となる中、待機児童数は比較的低い水準で推移しています。

出典:2020年5月13日付 相模原市発表資料

 

4、神奈川県相模原市の不動産市場と住宅購入について

もともと相模原市は東京都(町田市)と隣接する旧相模原市が、多摩地域や山梨県に近い津久井町・相模湖町・城山町・藤野町と合併し、その後に政令指定都市(3区制)となったので、市の東側と西側で環境が大きく異なります。東側の都市エリアは、都心で働くビジネスマンの「ベッドタウン」、西側の山間・里山エリアは、緑あふれる「大自然」という2つの大きな魅力をもった市として発展しているのです。

 

 

相模原市は南区、中央区、緑区の3つの区からなり、都市エリアの中心となるのは小田急線の相模大野駅(南区)と、JR横浜線・京王相模原線のクロスターミナル駅である橋本駅(緑区)です。どちらも新宿まで40分前後、渋谷、池袋、東京などの主要駅にも1時間前後でアクセスできます。また相模大野駅にはステーションスクエア、ボーノ相模大野、橋本駅には、アリオ橋本、ミウィ橋本など多くのショッピング施設や飲食店などがあり、どちらも利便性が高く、とても住みやすい街です。相模原市での住まい探しは、まずこの2つのエリアのどちらを狙っていくのかが大きなポイントになります。相模大野駅を中心とした小田急線沿線か、橋本駅を中心としたJR・京王線沿線か、ぜひ現地を訪れ、それぞれの魅力を感じてみてください。

そしてもう一つ、大きなトピックとしては「リニア中央新幹線」があります。2027年に東京-名古屋間が開通予定のリニア中央新幹線の駅が橋本駅付近にできることが決まっており、予定通り開通すれば橋本エリアを中心にヒト・モノ・カネの流れが大きく増えることは必至で、それに伴い不動産価格が上昇する可能性を秘めています。都心で働きながら、週末はキャンプやアウトドアを楽しみたい、自然の中でゆったり子育てしたいという方は、ぜひ一度、地域に詳しい不動産会社に相談してみてはいかがでしょうか。

 

 

神奈川市相模原市の物件を探す