データで見る不動産購入【埼玉県 川口市】

不動産売買_関連 市場/相場_関連 暮らし/法律/その他

 

1.埼玉県川口市の人口・世帯数

川口市は、埼玉県ではさいたま市に次ぐ2番目に大きな市です。東京からJR京浜東北線で荒川を超えた最初の駅が川口駅で、都心へのアクセスもよく、非常に人気の高いエリアです。また川口駅周辺の再開発により、近年ではタワーマンションなども多く供給され、ショッピング施設やスーパーなども充実しているためファミリー層の流入が増えています。

そんな川口市の人口は約60万人、世帯数は29万世帯で、最近10年間で人口は17%増、世帯数は25%増となっています。年間の転入・転出者数は、転入者が約4,000人上回っています。

 

1-1.人口・世帯数(2020/1/1 現在)

人口 607,105人
世帯数 290,037世帯

 

1-2.人口・世帯数の推移

 

 

1-3.転入・転出(2019年中)

転入者数 34,385人
転出者数 30,364人

※出典:川口市ホームページ

 

 

2.埼玉県川口市の不動産情報

 

2-1.土地の価格

土地の価格(地価)については、毎年1月1日を基準とした「公示地価」と7月1日を基準とした「基準地価」が発表されています。川口市における公示地価と基準地価の平均は以下の通りです。直近の平均地価としては、㎡あたり25~26万円台、最近10年間は、横ばいから上昇傾向となっています。特に2017年から急激に右肩上がりとなり、10年間で約15%の上昇となっています。(公示地価ベース)

 

■公示地価、基準地価とは?

公示地価とは、地価公示法に基づき、国(国土交通省)が、毎年1月1日時点の土地価格を判定して、1㎡あたりの単価として公表するものです。基準地価とは、国土利用計画法に基づき、都道府県が毎年7月1日時点の土地価格を判定して、1㎡あたりの単価として公表するものです。

同年の価格を比較した場合、公示地価よりも基準地価の方が半年遅れで公表されるため、より直近の取引価格を反映していると見ることができます。なお公示地価、基準地価はともに一般の土地の取引価格の指標等として使われていますが、あくまで指標であり、実際の取引価格とは異なりますのでご注意ください。

 

川口市全体の地価平均(㎡あたり)

公示地価(2020年) 267,458円
基準地価(2020年) 260,489円

 

 

マップでご覧いただけるように、JR線の各駅(川口駅、東川口駅、西川口駅)に近いエリアの地価が高くなっています。また川口市に隣接する蕨駅、南浦和駅、東浦和駅が最寄駅となるエリアも地価の高いエリアとなります。一方で、東京メトロ南北線に接続する埼玉高速鉄道の沿線は比較的安くなっています。

 

 

2-2.新設住宅着工戸数(2019年)

国土交通省が発表している新設住宅着工戸数について見てみましょう。川口市で2019年中に新築された建物は4,415戸でした。内訳としては、持ち家(注文住宅)が19%、貸家(賃貸住宅)が34%、分譲住宅が47%と、分譲住宅が約半数を占めます。分譲住宅の内訳としては、一戸建が1,403戸(68%)、マンションが674戸(32%)と、一戸建の比率が高くなっています。川口市は、分譲住宅の比率が高い一戸建中心のエリアですが、ターミナル駅などを中心に新築マンションもバランスよく供給されているエリアだと言えそうです。

 

持ち家 841戸
貸家 1,485戸
給与住宅 12戸
分譲住宅 2,077戸

 

2-3.住宅着工戸数の推移

川口市の住宅着工数は最近10年間でマイナス8%となっています。内訳としては、注文住宅がマイナス7%、賃貸住宅がマイナス10%、分譲住宅がマイナス8%となっています。着工戸数は減少しているものの、年4,000戸以上がコンスタントに供給されており、マンション、一戸建、新築、中古と、物件の選択肢が多いエリアだと言えます。

 

 

2-4.川口市の不動産価格相場

川口市の新築マンションは4,000万円台後半~5,000万円台が中心で、㎡単価は60~80万円前後ですが、立地やグレードによって価格帯が異なります。中古マンションは、築15年以内で平均3,061万円(56.3万円/㎡)、築15~25年で平均3,222万円(44.4万円/㎡)、築25年超で平均1,895万円(34.3万円/㎡)前後が相場です。専有面積は築15年~25年の物件がもっとも広く(平均72㎡)なっており、価格もこなれてきていることから、立地がよい広めの平成初期の中古マンションは狙い目かも知れません。

一戸建については、新築、中古とも多くの物件が流通しています。相場としては、新築で3,837万円、中古は築15年以内で平均3,391万円、築25年以内で2,857万円、築25年超は1,960万円となっており、築年数が古い物件ほど土地面積が広めになる傾向があります。

最後に土地の相場については、最寄駅から徒歩10分以内で平均29.2万円/㎡、徒歩20分以内なら21.6万円/㎡、徒歩20分超で14.7万円/㎡となっており、少し駅から離れたエリアなら、「土地を買って注文住宅」も十分選択肢となり得ると思われます。

 

 

~ 埼玉県川口市の物件を見る ~

川口市の物件を見る

 

3.川口市の教育環境

川口市には、52校の公立小学校、27校の公立中学校、7校の公立高校があります。川口市内に私立の小中高校はありませんが、隣接するさいたま市への通学も十分可能です。大学、短期大学については、川口市内に埼玉学園大学、川口短期大学の2校、さいたま市には、埼玉大学、人間総合科学大学蓮田キャンパス、浦和大学、芝浦工業大学大宮キャンパス、日本大学法学部大宮キャンパスなどがありますが、都内への通学も十分可能です。

 

3-1.幼稚園・保育園・学校の数

公立 私立
幼稚園・保育園・認定こども園等 26施設 262施設
小学校 52校 0校
中学校 27校 0校
高等学校 7校 0校
大学・短大 0校 2校

 

3-2. 待機児童数(2020年4月現在)

 

待機児童数(国基準) 38人

 

川口市の待機児童数は、38人で、前年の76人、前々年の82人から大きく改善しています。

 

4.埼玉県川口市の不動産市場と住宅購入について

川口市の一番の魅力は、東京、新宿、池袋、渋谷など都内の主要エリアに30分以内というアクセスのよさに加え、大型のデパートやショッピングモールなどの商業施設が充実していることによる「利便性」でしょう。

そしてもう一つの魅力は行政サービスです。不動産情報サイトSUUMOの調査では、川口市は「埼玉県内の行政サービスがいい行政区」で1位となっており、子どもの医療費は中学校修了まで無償(所得制限なし)、公民館や図書館の数も多く、子育て世代にはとても暮らしやすい街となっています。

また、2020年にアルヒ株式会社が発表した「本当に住みやすい街大賞2020」では、街の発展性やコストパフォーマンスが高く評価され、関東1位に選ばれています。

 

本当に住みやすい街大賞2020(関東編)

 

一方で、不動産価格は比較的リーズナブルで、一戸建、マンションとも3,000万円台~4,000万円台で購入可能。土地についても川口市の平均地価は約25~26万円/㎡と、隣接する東京都北区(約70万円/㎡)の半分以下です。

さらに、川口駅東口では銀座通り商店街を含む大型の再開発が進行中で、2023年には大型ショッピング施設、オフィス、タワーマンションなどのオープンも予定されており、街の発展とともに、ますます人気が高まっていくでしょう。

都内で働くファミリー世帯の皆さまにはぜひおすすめしたいエリアです。

 

 

~ 埼玉県川口市の物件を見る ~

川口市の物件を見る