テレワーク定着で高まる『プラス1部屋』の住み替えニーズ

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新型コロナウィルスの影響で、大手企業を中心にテレワークが普及・定着しつつあります。そこで急速に高まっているのが『プラス1部屋』の住み替えニーズ。今回は「近さ」よりも「広さ」を求める、アフターコロナの住まい選びについて考察してみました。

 

1、アフターコロナ時代に『プラス1部屋』ニーズが増える理由

テレワークが定着するとなぜ『プラス1部屋』ニーズが高まるのか。その理由をリクルート住まいカンパニーの調査から探ってみました。

 

(ポイント1)テレワーク実施率が47%に急上昇

今回調査(2020年4月)によると、テレワーク実施率は前回調査(2019年11月)の17%から、47%に急上昇しています。年代別では20代が最も高く(51%)、世帯構成別では6歳以下の子どもと同居する既婚者の実施率が最も高い(54%)という結果になりました。

 

(ポイント2)リビングダイニング仕事をするテレワーカーが55%

次にテレワーカーがどこで仕事をしているのかを見てみると、全体の55%が「リビングダイニング」と回答しています。テレワーカーの増加とともにその割合も増えており、大半の家庭で、自宅に仕事専用のスペースがないことがうかがえます。小さな子どもと同居しながら、落ち着いて仕事ができる空間が求められていることがわかります。

 

 (ポイント3) テレワーク環境整備は「仕事専用の部屋をつくりたい」が1位に

今後(コロナ禍終息以降)もテレワークを行う場合、約半数が間取り変更を希望しており、その中では「仕事専用の小さな独立空間が欲しい」と答えた割合が最も高くなっています。家族に気兼ねなく仕事やオンライン会議ができて、書類なども置いておける、そんな専用スペースが求められているのでしょう。

 

(ポイント4) テレワーク継続希望は84%、継続なら24%が住み替えを希望

また、コロナ禍終息以降もテレワーク継続したい人の割合は全体で84%と非常に高く、引き続きテレワークを行う場合、24%が現在の家からの住み替えを希望しています。住み替える家の希望条件としては、「今より部屋数の多い家に住み替えたい」が最も多く(40%)なっています。

これまでは、多少狭くても都心に近い通勤に便利な住まいが人気でしたが、通勤頻度が下がるにつれ、住まい選びの基準が「近さ」から「広さ」に移る兆しが見えています。

※出典:「新型コロナ禍を受けたテレワーク×住まいの意識・実態」調査(リクルート住まいカンパニー)

 

 

 

2、『プラス1部屋』の住み替えを、無理なく叶える郊外の新築一戸建

書斎や仕事部屋など『プラス1部屋』を実現するためには、2畳~6畳くらいのスペースが必要になります。これを実現しやすいのは一戸建ですが、都市部の新築物件だと価格がネックになります。そこで郊外の新築一戸建に注目し、価格や広さを比較してみました。

 

(ポイント1)都内vs郊外 新築一戸建の「広さ」と「価格」を徹底比較

都内と郊外から4つのエリアをピックアップして、平均的な新築一戸建ての販売価格と土地面積・建物面積を比較してみました。

※価格、面積ともに2020年9月現在のREINSデータから平均値を算出 ※1坪は約2畳(約3.3㎡)です。

 

■東京都世田谷区

販売価格 土地面積 建物面積
7,492万円 91.7㎡(27.7坪) 96.7㎡(29.2坪)

都内の一戸建エリアとして人気の高い世田谷区では、平均価格が7,300万を超えています。平均的な会社員が購入するにはかなりハードルが高い水準です。

※新築/中古の比較、戸建住宅/マンションの比較、土地相場等も知って頂けるよう、全ての物件を掲載しております。

 

 

■東京都青梅市

販売価格 土地面積 建物面積
3,044万円 145.4㎡(43.9坪) 102.0㎡(30.8坪)

青梅市の平均価格は約3,000万円。世田谷区の半額以下まで下がり、土地面積は+50㎡、建物面積が+5㎡ほど広くなります。都内の半額で4畳弱の書斎と30畳の庭が増えるとイメージするとわかりやすいでしょう。


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■神奈川県逗子市・葉山町

販売価格 土地面積 建物面積
3,685万円 104.0㎡(31.4坪) 95.3㎡(28.8坪)

JR線「逗子」駅または京急線「逗子・葉山」駅利用で、品川駅まで1時間弱の三浦半島西岸エリア。天皇皇后両陛下のご静養の地として知られる気候温暖な場所です。世田谷区と比較して土地面積は12㎡ほど広く、価格が半分以下ですので『プラス1部屋』が実現しやすい場所といえます。

※新築/中古の比較、戸建住宅/マンションの比較、土地相場等も知って頂けるよう、全ての物件を掲載しております。

 

 

■埼玉県春日部市

販売価格 土地面積 建物面積
2,833万円 134.0㎡(40.5坪) 99.7㎡(30.1坪)

東部スカイツリーライン利用で「春日部」駅から「浅草」駅まで約50分程の春日部市。販売価格は世田谷区の半分以下でありながら、土地面積の差は約42㎡(12.7坪)にもなります。これならゆったりした間取りの『プラス1部屋』が可能になりそうです。

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■茨城県つくば市

販売価格 土地面積 建物面積
2,522万円 215.4㎡(65.1坪) 103.3㎡(31.2坪)

つくばエクスプレス利用で秋葉原まで約45分のつくば市では、さらに価格が下がって2,500万円台となります。世田谷区の約1/3の価格で60坪超の敷地に約6畳の仕事専用スペースがつくれるイメージです。『プラス1部屋』どころか『プラス2部屋』も可能になるかもしれません。

※新築/中古の比較、戸建住宅/マンションの比較、土地相場等も知って頂けるよう、全ての物件を掲載しております。

 

 

(ポイント2)住宅ローン返済額比較

このように、都市部と郊外では価格や広さに大きな違いがあることがわかりましたが、価格(ローン借入額)によって月々の返済額はどのくらいかわってくるのでしょうか。

 

■ローン借入額と月々の返済額

ローン借入額 変動金利(0.625%) 固定金利(1.290%)
7,000万円 18万6,000円 20万7,000円
6,000万円 15万9,000円 17万8,000円
5,000万円 13万3,000円 14万8,000円
4,000万円 10万6,000円 11万8,000円
3,000万円 8万円 8万9,000円
2,000万円 5万3,000円 5万9,000円

※元利均等35年返済(ボーナス加算なし)。返済額の1,000円未満四捨五入

 

このように、月々の返済額を比較してみると、物件価格の差と家計への影響をリアルにイメージすることができます。「近さ」と「広さ」、そして「価格」とのバランス。何を選ぶかは購入者しだいですが、アフターコロナ時代には、仕事(通勤)最優先ではなく、趣味や子育てなど、どこに優先的にお金をかけるかという判断が求められるのではないでしょうか。

 

 

 

3、一戸建を買うなら“中古”より“新築”!?

ここまで、新築一戸建の価格や広さを比較してきましたが、中古よりも新築を買うメリットも知っておきましょう。

 

(ポイント1)最新の住宅性能、設備の家が買える

新築のメリットとしてまず挙げられるのが、その時点で最新の住宅性能、設備の家を買えるということです。「耐震性」「断熱性」などの基本性能は、技術革新とともに日々進化しています。また新築住宅は、キッチン・バスなどの水廻り設備、太陽光発電などの省エネ設備、壁材や床材などの建材に至るまで最新のグレードのものが使われています。誰も使ったことのない新品という気持ちよさも新築の大きな魅力でしょう。

 

(ポイント2)メンテナンス・リフォーム費用などが当面かからない

住宅はどんなに大切に使っていても経年劣化しますので、屋根・外壁などは10~15年に1回、設備であれば数年に1回程度のメンテナンスや交換が必要です。中古物件は購入直後からこうしたメンテナンスが必要になりますし、水廻りや内装等をリフォームすれば、数十万~数百万円の費用がかかります。こうした費用が当面かからないのも新築ならではのメリットです。

 

(ポイント3)新築住宅は10年保証が義務付けられている

新築住宅は、法律により基本構造部分に対して10年の保証が義務付けられています。基本構造部分とは、建物の基礎・柱・壁・屋根などを指し、保証期間中にこうした箇所に欠陥が見つかった場合、原則として無償で補修を受けられます。基本構造部分以外は、1~2年程度の保証が付帯されるケースが多く、設備については機器ごとにメーカー保証がつきます。一方、個人間売買で中古物件を購入する場合には、こうした保証はほぼ望めず、メーカー保証も切れていることがほとんどです。万一の欠陥や故障に対する保証は大きな安心感となります。

 

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