データで見る不動産購入 【神奈川県 横浜市都筑区(港北ニュータウン)】

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1、横浜市都筑区の人口・世帯数

 

都筑区は神奈川県横浜市の北部に位置する区です。横浜市でもっとも暮らしやすいとも言われる港北ニュータウンを中心とした閑静な住宅地で、ショッピングセンターなども充実しているため、ファミリー層にとても人気が高く、センター地区は横浜市における主要な生活拠点(副都心)と位置づけられています。

そんな都筑区の人口は、約21万人、世帯数は約8万4,000世帯。最近10年間の人口は5%増、世帯数は12%増となっています。年間の転入出者数は、135人の転出超過となっています。

 

1-1、人口・世帯数(2020/1/1 現在)

人口 212,642人
世帯数 83,925世帯

 

1-2、人口・世帯数の推移

 

1-3、転入・転出(2019年中)

転入者数 11,595人
転出者数 11,730人

※出典:都筑区ホームページ

 

 

2、横浜市都筑区の不動産情報

 

2-1、土地の価格

土地の価格(地価)については、毎年1月1日を基準とした「公示地価」と7月1日を基準とした「基準地価」が発表されています。都筑区における公示地価と基準地価の平均は以下の通りです。直近の平均地価としては、㎡あたり26~30万円、最近10年間は、緩やかな上昇傾向が続き、約13%の上昇となっています。

 

■公示地価、基準地価とは?

公示地価とは、地価公示法に基づき、国(国土交通省)が、毎年1月1日時点の土地価格を判定して、1㎡あたりの単価として公表するものです。基準地価とは、国土利用計画法に基づき、都道府県が毎年7月1日時点の土地価格を判定して、1㎡あたりの単価として公表するものです。

同年の価格を比較した場合、公示地価よりも基準地価の方が半年遅れで公表されるため、より直近の取引価格を反映していると見ることができます。なお公示地価、基準地価はともに一般の土地の取引価格の指標等として使われていますが、あくまで指標であり、実際の取引価格とは異なりますのでご注意ください。

 

都筑区全体の地価平均(㎡あたり)

公示地価(2020年) 305,852円
基準地価(2019年) 261,333円

マップでご覧いただけるように、都筑区で地価が高いエリアは、横浜市営地下鉄のセンター北駅、センター南駅、中川駅周辺で、30万円/㎡前後、それ以外の市営地下鉄沿線はやや下がって25~30万円/㎡前後となります。また区の南部エリアでは20万円/㎡前後となっています。

 

2-2、新設住宅着工戸数(2019年)

国土交通省が発表している新設住宅着工戸数について見てみましょう。都筑区で2019年中に新築された建物は1,057戸でした。内訳としては、持ち家(注文住宅)が24%、貸家(賃貸住宅)が45%、分譲住宅が31%と賃貸住宅が全体の半数近くを占めています。分譲住宅の内訳としては、一戸建が223戸、マンションが105戸となっていますが、年によって比率は異なります。

 

持ち家 250戸
貸家 479戸
給与住宅
分譲住宅 328戸

 

 

2-3、住宅着工戸数の推移

都筑区の住宅着工数は最近9年間でマイナス38%となっています。内訳としては、注文住宅がマイナス12%、分譲住宅がマイナス59%、賃貸住宅がマイナス23%となっています。分譲住宅の中で一戸建は年200戸前後が安定して供給されていますが、新築マンションの供給数は減少しています。港北ニュータウンが街として成熟していることにより、大型の新築マンションが減少していることが一因と思われます。

 

※出典:国土交通省 住宅着工統計

 

2-4、都筑区の不動産価格相場

都筑区の新築マンションは5,000万円台後半~6,000万円台が中心で、㎡単価は80万円くらいが相場のようです。中古マンションは、築15年以内で平均4,784万円(63.3万円/㎡)、築15~25年で平均4,193万円(52.6万円/㎡)、築25年超で平均2,751万円(32.1万円/㎡)前後が相場です。

一戸建については、新築で5,664万円、中古は築15年以内で平均6,124万円、築25年以内で6,119万円、築25年超は6,181万円となっています。中古でも価格がさほど変わらないのは、下表の通り、土地・建物の面積が広くなっているためです。マンション、一戸建とも新築と中古の価格差があまりなく、エリアとしての人気の高さがうかがえます。

最後に土地の相場については、最寄駅から徒歩10分以内で平均32.2万円/㎡、徒歩20分以内なら24.1万円/㎡、徒歩20分超で26.0万円/㎡となっています。

 

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3、都筑区の教育環境

都筑区には、22校の公立小学校、8校の公立中学校、3校の公立高校があります。(2020年4月現在)。大学は東京都市大学横浜キャンパスがありますが、横浜市内や都内への通学も十分可能です。

 

3-1、幼稚園・保育園・学校の数

公立 私立
幼稚園・保育園・認定こども園等 126施設
小学校 22校
中学校 8校 2校
高等学校 3校 2校
大学・短大 0校 1校

 

 

3-2、待機児童数(2019年10月現在)

 

待機児童数(国基準) 67人

 

都筑区の2019年10月現在の待機児童数は67人で、前年から16人減少しました。横浜市全体の待機児童数は1,305人となっており、待機児童数の多い港北区(206人)、神奈川区(176人)、戸塚区(149人)などと比べると、比較的保育園に入りやすい環境と思われますが、利用可能な施設等は区のホームページで確認してみることをおすすめします。

 

(参考)都筑区民向け保育園・幼稚園情報

 

4、横浜市都筑区の不動産市場と住宅購入について

 

横浜市都筑区は、1960年代に始まった港北ニュータウンの開発事業でできた街です。全体で2,530ヘクタールにもおよぶ大規模な開発で、1994年に都筑区として分区され現在に至ります。それから20年あまり、港北ニュータウンの人気は衰えることなく、実に20年以上人口が増え続けている街でもあります。

港北ニュータウンの人気の理由を一言で言えば、「暮らしやすさ」です。中心となるセンター北・南駅から市営地下鉄で、横浜駅まで約15分、渋谷駅まで約40分とアクセスは良好で、駅の周辺には、IKEA、港北 TOKYU、モザイクモール港北、ノースポート・モールなど、多くの大型ショッピングモールが立ち並び、買い物の利便性についても申し分ありません。

またファミリー層にとって嬉しいのは、子育て環境の良さと言えるでしょう。計画的に開発された港北ニュータウンでは、道路が広く歩道と車道がしっかり分離されている上、治安に不安のあるいわゆる「繁華街」もないので、子どもだけで安心して出かけることができます。さらに、駅から徒歩圏内に都筑中央公園、鴨池公園、茅ケ崎公園などたくさんの公園があり、季節の移り変わりを肌で感じることができます。

 

■都筑中央公園

出典:都筑区ホームページ

 

都筑区での住まい探しは、中心となるセンター北駅とセンター南駅からスタートしてみるのがよいでしょう。両駅間は徒歩約12分と近接しており、市営地下鉄のブルーライン、グリーンラインの両線が乗り入れ、周辺にはショッピングモールなどの商業施設、区役所や図書館などの施設が立ち並ぶ、文字通り、港北ニュータウンのセンターエリアです。しかし、都心部にありがちな駅前の騒々しさはほとんどなく、徒歩圏内には閑静な住宅地が広がっています。この両駅以外では、地下鉄ブルーライン沿線の中川駅、仲町台駅と、グリーンライン沿線の北山田駅、都筑ふれあいの丘駅が選択肢となります。ブルーライン沿線はあざみ野駅で東急田園都市線に、グリーンライン沿線は日吉駅で東急東横線と接続しています。センターエリアと比較すると交通の利便性はやや落ちるものの、美しい街並み、生活便などは申し分なく、むしろ静かで落ち着いた環境と言えるかも知れません。

 

■横浜市営地下鉄 路線図

出典:横浜市交通局

 

都筑区誕生から20年あまりがたちますが、エリアとしての人気は依然高く、住みたい街として常に上位にランキングされる港北ニュータウン。映画やドラマのロケでも使われる美しい街並みは他のエリアにはない魅力と言えるでしょう。郊外の街としては価格がやや高いイメージもありますが、値下がりリスクも少なく、資産価値という面では安心して購入できるエリアです。一戸建・マンション、新築・中古とも流通量も充分です。情報収集を兼ねて、ぜひ一度地域の不動産会社を訪れてみてはいかがでしょうか。

 

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