都心アクセスとゆとりある住環境が魅力。千葉ニュータウン(印西市・白井市)の魅力と不動産市況

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千葉ニュータウンは、千葉県印西市・白井市・船橋市にまたがる、首都圏においては多摩ニュータウンや港北ニュータウンに次ぐ大規模ニュータウンです。1960年代から計画的に開発が続けられた街には、一戸建、マンション、大型商業施設などが有機的に配置され、住環境と価格のバランスがよい街として子育て世帯の人気を集めています。

目次

1. 印西市・白井市の交通アクセス

1-1. 印西市・白井市の鉄道路線とアクセス

千葉ニュータウンの主な鉄道路線は、北総線とJR成田線です。北総線は、京成押上線、都営浅草線、京浜急行、成田スカイアクセス線と直通運転しており、都心部と成田空港を東西に結んでいます。中心駅である「千葉ニュータウン中央駅」からは、日本橋駅まで約40分、品川駅まで約60分、羽田空港まで約80分、成田空港まで約25分と、すべて乗り換えなしでアクセスすることができます。また、JR成田線は、常磐線に乗り入れているので、木下駅から上野駅まで約50分でアクセスできます。

1-2. 高速道路、車でのアクセス

千葉ニュータウンは、計画的に開発された街なので、駅前や住宅地の道路は比較的ゆったりしています。北総線沿いを東西に走る、千葉ニュータウンの大動脈が国道464号ですが、通勤時間帯や商業施設の周辺では渋滞することもあります。また、市内に高速道路のインターチェンジはなく、千葉北IC、四街道ICなどを利用することになります。

2. 印西市・白井市の不動産情報

2-1. 土地の価格は、㎡あたり約6~7万円。2021年から緩やかな上昇が続く

土地の価格(地価)については、毎年1月1日を基準とした「公示地価」と7月1日を基準とした「基準地価」が発表されています。

印西市・白井市における公示地価と基準地価の平均は以下の通りです。直近の平均地価としては、㎡あたり6~7万円と非常にリーズナブルです。直近10年間は、横ばいが続いていましたが、コロナ禍の2021年ごろから上昇に転じ、10年間で約22%の上昇となっています。(公示地価ベース)

■公示地価、基準地価とは?

公示地価とは、地価公示法に基づき、国(国土交通省)が、毎年1月1日時点の土地価格を判定して、1㎡あたりの単価として公表するものです
基準地価とは、国土利用計画法に基づき、都道府県が毎年7月1日時点の土地価格を判定して、1㎡あたりの単価として公表するものです。

同年の価格を比較した場合、公示地価よりも基準地価の方が半年遅れで公表されるため、より直近の取引価格を反映していると見ることができます。なお公示地価、基準地価はともに一般の土地の取引価格の指標等として使われていますが、あくまで指標であり、実際の取引価格とは異なりますのでご注意ください。

印西市・白井市全体の地価平均(㎡あたり)

公示地価(2026年69,558円
基準地価(2025年)70,945円
※印西市と白井市の平均地価を平均したもの

公示・基準地価の推移(平均/㎡)

出典:基準地価(2025年)、公示地価(2026年)より作成

 

マップでご覧いただけるように、千葉ニュータウンのメイン路線である北総線沿線の駅近エリアでも、商業地を除けば9~11万円/㎡台、駅から少し離れたエリアや、北部のJR成田線沿線では4~7万円台/㎡と、地価は非常にリーズナブルです。

2-2. 印西市・白井市で販売中の不動産価格相場。新築戸建が4,000万円台前半から検討可能

印西市・白井市の新築マンションは4,000~5,000万円台が中心で、㎡単価は60~70万円前後が相場のようです。

中古マンションは、築15年以内で平均4,571万円(54.9万円/㎡)、築15~25年で平均3,499万円(40.3万円/㎡)、築25年超で平均1,687万円(17.3万円/㎡)前後が相場です。

(1)中古マンション

一戸建については、新築で4,220万円、中古は築15年以内で平均4,359万円、築25年以内で3,434万円、築25年超は2,408万円となっています。都心部の価格上昇による郊外人気もあり、マンション・一戸建とも価格は上昇傾向です。

(2)一戸建

最後に土地の相場については、最寄駅から徒歩10分以内で平均6.7万円/㎡、徒歩20分以内なら8.5万円/㎡、徒歩20分超で7.6万円/㎡と、非常にリーズナブルで、車での移動が中心のせいか、駅距離による価格差は少ないようです。

(3)土地

出典:弊社取扱い物件情報より

2-3. 新設住宅着工戸数は約700戸。注文住宅と分譲住宅で約7割を占める市・白井市の住宅着工数は10年間でプラス2%。注文住宅の伸びが大きい

国土交通省が発表している新設住宅着工戸数について見てみましょう。 印西市・白井市で2025年中に新築された建物は合わせて699戸でした。内訳としては、持ち家(注文住宅)が44%、貸家(賃貸住宅)が28%、分譲住宅が28%と、注文住宅と分譲住宅が全体の約7割超となっています。賃貸は3割弱しか供給されておらず、千葉ニュータウンはファミリー向けの「買って住む街」と言えそうです。また、2025年の分譲住宅はすべて一戸建で、新築マンションの供給は少ないエリアです。

■印西市・白井市の新設住宅着工戸数(2025年・2市の合計)

持ち家303戸
貸家197戸
給与住宅2戸
分譲住宅197戸
699戸

2-4.印西市・白井市の住宅着工戸数は10年でマイナス45%

印西市・白井市の住宅着工数は最近10年間でマイナス45%と大きく減少しています。内訳としては、注文住宅がマイナス26%、分譲住宅がマイナス73%、賃貸住宅がプラス53%となっています。これは、千葉ニュータウンの大規模開発が一巡したことや、建築費の上昇によって新築戸建の価格が上がっていることなどが影響していると考えられます。

出典:国土交通省 住宅着工統計より作成

3. 印西市・白井市の子育て環境。印西市は待機児童ゼロを達成

印西市・白井市には、合わせて27校の公立小学校、14校の公立中学校、2校の公立高校と1校の私立高校があります。また市内には順天堂大学、東京基督教大学などのキャンパスがありますが、都内への通学も可能です。未就学児については、幼稚園・保育園・認定こども園等あわせて70近くの施設があります。

3-1.幼稚園・保育園・学校の数 (2市の合計)

   公立      私立   
幼稚園・保育園・認定こども園等9施設60施設
小学校27校0校
中学校14校1校
高等学校2校1校
大学・短大0校3校

3-2. 待機児童数(2025年4月現在)

印西市は2025年4月現在、待機児童ゼロを達成しています。また、白井市の待機児童は2名となっています。

3-3. 出産・子育て支援

印西市は、千葉ニュータウン中央駅前に「駅前保育送迎ステーション」を設置しています。駅前のステーションに子どもを預ければ、各保育所まで専用バスで送迎してくれる、親の負担を大きく軽減する施設です。

また、学校に馴染めない子どもへの支援も手厚く、フリースクールに通う家庭に対しての補助金制度もあります。

3-4. 子どもと楽しめるレジャースポット

子どもと一緒に楽しめる施設としては、雨の日でも思い切り遊べる、日本最大級の室内遊び場「ファンタジーキッズリゾート」、たくさんの動物と触れ合える屋内動物園「Moff animal world」などがあります。その他にも、森林浴や自然観察を楽しめる「草深の森」、広大な芝生広場のある「牧之原公園」など、大型の公園も点在しています。

4. 印西市・白井市では、河川の近くの浸水リスクに注意

住まいを購入する上で必ず確認しておきたいのが災害リスクです。印西市・白井市のハザードマップ等を確認してみましょう。

4-1. 浸水・土砂災害などのリスク(ハザードマップ情報)

千葉ニュータウンの海抜は、約20〜30メートルで、海から離れており標高も比較的高いため、海面が上昇する津波や高潮のリスクはほとんどありません。ただし、利根川沿いの低地部や、白井市と印西市の北側を流れる手賀川、印西市の東側にある印旛沼周辺の低地では豪雨などによる浸水のリスクがあります。

4-2. 地震リスク

下総台地に位置する印西市・白井市は、地盤が良好な上に、顕著な「活断層」が確認されていません。そのため、地震に強いエリアとして知られており、いわゆる大手テック企業のデータセンターがあることでも有名です。ただし、低地では地震による液状化リスクがあるので注意しましょう。

5. 印西市・白井市の人口は8%増、世帯数は18%増

印西市・白井市の人口は、約17万人、世帯数は約7万4,000世帯です。最近10年間で、人口は約8%増、世帯数は18%増と大きく伸びています。ただし、2024年から2025年にかけて人口はほぼ横ばいとなっており、2025年中の転入・転出では、転出者数が転入者数を上回っています。

5-1.人口・世帯数(2025/12/31 現在・2市の合計)

人口     173,952人
世帯数     74,313世帯

5-2.人口・世帯数の推移

5-3.転入・転出(2025年中・2市の合計)

転入者数       5,603人
転出者数       7,255人
※出典:2025年 住民基本台帳人口移動報告(総務省)

6. 千葉県印西市・白井市の住まい探しは、「千葉ニュータウン中央駅」と「印西牧の原駅」から始めてみよう

千葉ニュータウンは千葉県北総部に位置する大規模ニュータウンで、その中心となるのが印西市と白井市です。都心から約25~45km、千葉市から約20km、成田空港まで約15kmに位置し、都内や千葉県内で働く方のベッドタウンとして発展を続けています。

印西市は、リクルート「SUUMO住み続けたい街ランキング2024 首都圏版」で、首都圏48位、千葉県3位にランクインしています。また、東洋経済新報社「住みよさランキング」では、2012年から2018年まで7年連続で全国1位を獲得しており、2025年版でも千葉県内1位にランクインしています。

千葉ニュータウンは、メイン路線である北総線の駅ごとに住区が形成されており、商業施設、企業、病院、学校、公園、住宅などがバランスよく配置されています。近年では、子育て世帯を中心とする人口増加に加え、商業施設やデータセンターなどの集積が進んだことにより税収も増加。印西市は、全国1,741自治体の運営状況をランキングした「全国自治体経営力ランキング2024(株式会社コウダプロ)」で、2年連続の全国1位となっています。

そんな千葉ニュータウンは、コロナ禍での郊外人気、都心部の不動産価格の高騰などを背景に、子育て世帯の注目を集めてきました。都心へのアクセスは良好なのに地価が安く、広い一戸建を求める子育て世帯には、立地と価格のバランスがちょうどいいエリアなのかも知れません。また、近年の自然災害の増加を背景に、強固な下総台地の上に位置し、巨大地震の原因となる活断層がない千葉ニュータウンは「地震に強い街」としても脚光を浴びています。

■千葉ニュータウン中央駅周辺の航空写真

出典:千葉県ホームページ

そんな千葉ニュータウンの住まい探しは、中心駅である「千葉ニュータウン中央駅」と「印西牧の原駅」からスタートしてみてはいかがでしょうか。千葉ニュータウン中央駅は特急停車駅で、都心方面にも成田空港方面にもアクセスがよい上、駅前には北総地区最大級のショッピングセンター「イオンモール千葉ニュータウン」をはじめ、アクロスプラザ、カインズなどの商業施設があり、日常の利便性も申し分ありません。また、その隣に位置する「印西牧の原駅」は、始発電車があるため、座って通勤できるのが大きなメリットです。駅前には「BIGHOPガーデンモール印西」、「牧の原モア」などの大型ショッピングモールがあり、日々の買い物はもちろん、子どもと一緒に楽しめるお出かけスポットとしても人気があります。

■BIGHOPガーデンモール印西

出典:Wikipedia

まずこの2駅を中心に物件探しを進めながら、広さや予算に応じて、成田方面には「印旛日本医大駅」、東京方面には「小室駅」「白井駅」「西白井駅」に広げていくとよいと思います。

千葉ニュータウンは、住宅地、商業施設、学校や病院など生活に必要なものすべてが揃い、とても暮らしやすい上に、土地150㎡クラスの新築一戸建が4,000万円台前半で検討できる街です。

千葉ニュータウンは、豊かな自然に囲まれ、広々とした一戸建でゆったり子育てしつつ、利便性や街並みも重視したい。そんな子育て世帯の方にぴったりの街です。週末のお出かけを兼ねて、ぜひ一度現地を訪れてみてはいかがでしょうか。

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